芭蕉さんメモ

芭蕉さんについて

マンガをより楽しんでもらいたいので、芭蕉さんの簡単な経歴をご紹介。
ゆるい感じです。

※描いた人は素人なので、より正しくて詳しい情報は
wiki博士かgoogle先生に聞いてみてくださいね!

その1 芭蕉さんの家族

まずは芭蕉さんが生まれたところから。

時代は江戸初期(三代目家光さんの時代)、場所は今の三重県。
おうちの身分は、あんまり高くありません。

家族はというと…

メモ 父親の名前は与左衛門さんというのですが、
芭蕉さんが成人にならないうちに亡くなってしまったので史実での影がとっても薄かったのか、
過去にはよく芭蕉さんのお兄さんと名前を間違われたりしていました。

なんか可哀そう…。

メモ ※↑は、姉1人、妹3人という意味ですよー。

ちなみに兄夫婦は子供がいなかった(か、早くに亡くした?)そうなので、
末の妹にお婿さんを迎えて、養子にしたそうです。

メモ くのいち?
芭蕉さんはよく、母方の家系がホニャララで~とか、
父親の実家がちょめちょめで~…=つまり忍者じゃね?!
と、因縁をつけられることが多いみたいです。

出身地伊賀国が忍者の国だから、もしかして…?とも思いますが、真相はいかに…。

その2 芭蕉さんの職場

芭蕉さんの俳句バカ(?)人生の始まりです。

メモ ※訂正?
成人してからそばに仕える仕事に就いた、とばかり思っていたのですが、
最近読んだ本では、子小姓?として小さい頃からご子息と一緒に
勉強したり剣術の稽古したりしていたそうです。

(んー…でも過去には『どう考えても家柄釣り合わないよ!
なんで就職できたのかすら謎!』って言われてたし、ちょっと保留…)


ちなみにご子息のお父上は、侍大将藤堂新七郎良精という、
お城の中で殿様と、殿様代理(=城代家老:殿様が江戸参勤中のお城の責任者)の次に偉いお侍さんです。

※勝手な推測
侍大将という役職を今で言うと、何に当たるのか考えてみたんですが、
伊賀国の警察署長、もしくは幕府軍伊賀国隊隊長とかなんでしょうか…。

響きが体育会系ですが、本人は和歌をたしなむれっきとした文化系です!

メモ そろって北村季吟という俳句の先生に弟子入りしました。
師匠は京都にいるので、指導はお手紙で通信添削です。
手紙の送受信は芭蕉さんの担当でした。

寄り道して、京の街で遊んだりしていたかもしれないですね。

その3 芭蕉さんの挑戦

楽あれば苦あり、の時代がやってきました。

メモ 29歳の時、売り込みのための作品集
(「貝おほひ」)を作り、江戸に殴りこみ(!?)ました。

江戸には、同じ師匠に弟子入りしていた卜尺(孤吟)や、
卜尺の俳句仲間の杉風がいて、芭蕉さんをサポートしました。

芭蕉さんは江戸で最新の流行や俳句を学んで、
俳句好きなお殿様の社交場で下積みをしたりしました。

そして…、

メモ 34歳で立机(りっき・プロデビュー?)。
その2年後には、江戸の人気俳諧師番付(ランキング)で
3位以内に入っています。

ですが―、

メモ 引っ越し先は深川というところ。
近所に俳句の仲間たちはほとんどいません。

メモ 座禅を組みに行ったのは、仏頂和尚という人のところです。

のちに芭蕉さんは江戸を離れた仏頂和尚を訪ねています。

江戸から遠く離れた人と会うためにも、
芭蕉さんは旅を始めたのかもしれません。

メモ 芭蕉さんのまわりに集まった俳句の仲間は、
「蕉門」というグループを作っていました。

芭蕉さんは旅をしながら、俳句好きな人たちと交流し、
各地に「蕉門」を増やしていきました。

メモ 芭蕉さんは自分なりの考えを、「不易流行」という言葉であらわしました。

51歳のとき、大阪で弟子同士の仲がこじれ、
仲裁のためにやってきたところで、
もともと良くなかった体調を崩してしまい、
再び回復することはありませんでした。

その4 芭蕉さんのその後

メモ 芭蕉さんが江戸で活躍していた頃からの弟子(其角、嵐雪)は、
芭蕉さんと同じように俳句のプロになり、
たくさんの弟子や仲間を抱えるようになりました。

その他にも、各地の「蕉門」で芭蕉さんの意志を継ごうと
俳句の活動は続いていきました。

今でも芭蕉さんの俳句や作品が多くの人に知られているのは、
弟子たちの弟子たちや、仲間たちの子孫たちが
芭蕉さんを忘れずにいようとしていたからなのかもしれないですね。

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